生コンを注文する時の悩みの1つが、数量計算ですよね。ちゃんと計算したけれど余っちゃった…。きっちり計算したのに足りなかったなんてことも…
生コン打設は、足りない状態では終われないので、少なからず余り
ます。1つの現場で0.1㎥だけ余ったとしても、生コン工場に戻って
くる残コンは、1日1~2㎥になります。年で200~400㎥にも…
時には1車丸々戻ってくることもあるためもっと多くなります。
日本全国では、なんと年間100万~200万㎥の残コンが発生して
いるとも推察されています!
注)残コンと戻りコンの違いはありますが、今回は残コンで統一して表記しています。
生コンは、在庫としてとっておくことができないため、多くの生コン工場では、固めてから割って、産業廃棄物として処理します。その場合は手間と多額の処理費用がかかり、生コン工場が負担することが多いです。
残コンのリサイクルとして、ブロックなどの二次製品を作る工場もあります。レミックでも、昔から束石を作ってきました。サイズが小さいため、大量の残コンを処理できませんでした。令和2年からは、1㎥サイズのレミブロックの作成を始めました。これにより、大量の残コンをリサイクルする事ができます。
【束石】3種類のサイズがあります。1個230円~
【レミブロック】1㎥サイズで約2.3トン、1個7,000円
在庫が無い時もあるので、お問い合わせください。
それでも、型枠には限りがあるため、処理しきれない残コンは、やはり廃棄することになります。そこで使用するのが、弊社で販売している「WA」です!軟らかい生コンに混ぜるだけで、水分を無くして固めるので、パラパラのRC状態になります!そうすることで、残コンを廃棄するために固める場所がいらず、ダンプに積み込むための破砕作業もいりません!
路盤材や埋め戻し材として使用できます。
販売出来れば、処分代がいらないどころか、売り上げに変身!!
注)WAは再生骨材としてのリサイクルは想定していません。
路盤改良剤WAには2種類あります。
WA-21…スランプ18㎝程度までの残コン用
WA-Super…スランプ21㎝程度までの残コンに対応可能
使い方は簡単
残コンを積んだ生コンに、0.25㎥に対して1袋を投入。3分間高速撹拌するだけで、パラパラの路盤材が出来上がります。
少量づつの残コンなら、プールに貯めておき、WAを投入。重機でかき混ぜるだけでも処理が楽になります!
WAは、1袋200グラム入り。水溶性の袋なのでそのままお使いいただけます。
どちらも1,000円/1袋で、50袋単位での販売です。
今回、レミックタイムズを見た方へ、10袋の初回お試しパックをご用意しました!!
お問い合わせ・ご注文は、0575-28-4008まで。
詳しくは、ホームページをご覧ください。
弊社では、残コンと、解体されたコンクリートを破砕して、RC40-0の販売をおこなっていますので、ご利用ください。
www.youtube.com
生コン豆知識
砂も貴重な資源です!!
世界的に砂不足って知ってました⁉コンクリートやアスファルト、埋め立て、他にも様々な用途に使われます。
コンクリートに使える砂が足りないため、輸入に頼っている国もあるそうです。
中東などでは、周りが砂漠で砂だらけなのに、砂を輸入しているそうです。砂漠の砂は細かすぎて使えないんです。あんなにあるのにもったいないですね。
岐阜県では、まだ近くで採取できますが、それでも難しくなっています。都市部では遠くの県から砂を買っているなんて話も耳にします。そのうち、海外から砂を輸入しないと生コンを製造できないなんて日がくるかもしれません。そうなったら、いくらの生コンになるのやら…
限られた資源は、大切に使わなくてはいけませんね。
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