余った生コンクリートの革新的処理法!驚きの再利用テクニックでコスト削減

Remic Times

現場で余った生コンは誰のもの!?

基本的には、ご注文いただいた量の生コンを、現場にお持ちしますので、荷卸し途中や手つかずでも、配達途中であっても、すべて施工者の所有物なんです。

しかし、もういらないのに、現場に全量置いて行かれても、困りますよね。そこで、生コン工場は、持って帰るのですが、生コン工場だって、処理に困ります。(処分代を頂く場合があります)

 

代表的な処分方法は、固まってから、重機で小さく割り、産廃として処分です。これは、手間と、広い場所、そして莫大な費用が掛かり、資源の無駄です!

小さく割って、クラッシャーにかけRC砕石とする方法もありますが、手間と場所、なによりも設備が無いとできません。

 

路盤改良剤WA

そこでおススメするのが、「路盤改良剤WA-21」です!

軟らかい生コンに、添加して混ぜるだけで、3~5分程度で路盤材が出来上がります。

使い方は簡単!

下の写真のように、プールを作り、生コンとWAを入れ、重機などで混ぜてください。5分程で、パラパラの状態になるので完成です。(以前は、戻りコンの入った生コン車にWAを投入して約3分撹拌する方法でしたが、ドラムの内部に付着してしまう事が多いため、最近はこちらをおススメしています。)

この状態になれば、RC砕石として使用するにしても、産廃として処理するにしても、手間も場所も少なくて済みます。(WAー21は、再生骨材としての使用は想定しておりません)

こちらからWAシリーズを使用している動画がご覧になれます。

 

WA-21は、現場で使用することも可能です!現場で余った生コンをWA-21で処理して、埋め戻し材として使用することもできます!

 

生コン工場見学

前回ご紹介した、骨材ヤードはこんな感じです。

約50m程のベルコンがあり、ヤードの下には下の写真のようなゲートが各材料ごとに設置されています。

普段は、上のようにゲートが閉じていますが、骨材を取り出したい時は、ゲートの穴が下に動き、右上のように骨材が落ちてきます。下のベルコンは動き続けているので、どんどん運ばれていく仕組みです。

プラントの貯蔵ビンが満タンになる分の材料が出たら自動でゲートが閉まる仕組みになっています。

水平ベルコンで運ばれた骨材は、傾斜ベルコンに乗り換えてプラントの一番上のフロアーまで運ばれて行きます。

プラント上部には、約15㎥ほどの生コンが製造できるくらいの骨材が貯められる貯蔵ビンというものがあります。

真ん中にシュートがあり、運ばれてきた骨材と同じ貯蔵ビンに入るように、シュートが回転します。

この貯蔵ビンの骨材が減ってくると、自動で満タンになるように補給してくれます。

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