軽量コンクリートってご存じですか?
通常の生コンは、1㎥あたり2.2~2.3トンもの重さがあります。これは、密度が2.6前後の砂利や砂を全体の6割以上使用しているからです。軽量コンクリートは、その砂利を密度の軽量骨材に変えることで、1㎥あたり約1.8トンの軽量コンになります。砂利と砂を両方とも軽量骨材に変えて、約1.6トンの軽量コンもあります。
どんなところに使うの?
強度や防水性は必要なので、コンクリートを使いたいが、重たいコンクリートだと、下のコンクリートが重さに耐えられない!例えば、高層ビルの高層階や、屋上の防水コンなどに使用されることが多いです。
今回は、橋の修繕工事で採用されました。古い橋の床版をコンクリートで打ち換えるのですが、下の柱への負担を少なくするために、軽いコンクリートを使います。
本来なら生コンプラントで製造するのが普通ですが、関市に軽量コンクリートを取り扱っている工場が無いため、弊社に依頼がありました。
プラントで製造しようとすると、ストックしてある材料を入れ替えなければいけません。それは難しいため、モバイルコンクリートミキサの出番です!
今回の現場は美濃市で、弊社から30分程度でした。数量が多いため、材料を現場に搬入して、モバイルコンクリートミキサで製造するより、工場で製造して、生コン車に積み、運搬した方がコストも手間も省けるという事で、今回は、工場での製造となりました!!
製造した生コンを、ポンプ車で生コン車に投入している様子
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見た目は普通の生コン車と同じように見えますが、軽いです!
モバイルコンクリートミキサって何?↓
今回は、以前ご紹介した、大型ベルトコンベア―「Reloader」も製造に参加!!
モバイルコンクリートミキサに砂を供給しました。
ベルトコンベアーに砂を供給するのは、アタッチメントをBMXからバケットに取り換えた、ボブキャットです!モバイルコンクリートミキサでの軽量コンクリート製造が見られます!
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お知らせ
昨年に続き、関の工場参観日に参加しました。(関の工場参観日とは、
関市が主催し、関市にある工場を一般の人が見学や体験をするイベントです)
弊社には、2日間で募集人数を越える、13名の方がいらっしゃいました。
生コンの説明をした後、プラント見学をしていただきました。プラントの1番上の階まで登った皆さんには、絶景をプレゼントです!皆さん、なぜ生コンプラントは高いのか?あの斜めの管はなに?などの疑問が解けて、楽しそうに見学されていました!
令和5年度からの休業日変更について
これまで、祝祭日は営業してきましたが、令和5年4月から、祝祭日を休みとさせていただきます。生コン工場、砂利・RC・ガラ受入、ペットボトル工場全て休みです。)大変ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
来年のレミックカレンダーはこちらからもご覧になれます。
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