普通のコンクリートは、硬くて水を通さないものですが、レミックのポーラス・アイは、硬くて丈夫なのに、水を通すことのできる、特殊なコンクリートです!
「ポーラス」とは「多孔質の」という意味です。簡単に言うと、「たくさんの穴」です。
コンクリートは、砂利同士の隙間をモルタルが埋めるイメージですが、ポーラスコンクリートは、砂利同士をセメントでくっつけるだけで、隙間だらけの状態です。
ただし、セメントが少なければ、強度が出ずに、石がとれて壊れてしまいます。逆に、セメントが多すぎれば、隙間が埋まってしまい、水を通すことができません。その絶妙なバランスがポーラス・アイです‼
上の画像は、砂利同士がくっついているところがよく分かる、ポーラスの花瓶です。(水が漏れるので中に別の花瓶が必要です…)
レミックのポーラス・アイは、砂利が小さく、コテで仕上げるタイプです。(プレートによる転圧施工ではありません)色ムラが出やすいため、注意事項がいくつかあります。初めて使用される場合は、事前に打ち合わせをさせていただきますので、お気軽にお問合せください。
弊社からの配達可能エリアは限られています。詳しくはHPをご覧ください。
お問合せ先:03-4500-8715
生コン工場見学
今回は、生コン試験室ならではの、試験器具をご紹介します。
生コン屋なら、当然知っていますが、ほかの業種の方にとっては、見たことのない器具がたくさんあります。試験室では、生コンの検査はもちろん、材料の検査も欠かせません!
チャップマンフラスコ
生コンに使用する砂の表面水を測定する器具。
決まった量の水を入れておき、砂を入れ、メモリを読めば換算表で、表面水がすぐに分かります。
チャップマンさんが考案したかは不明。
ピクノメータ
スラッジ水(生コンを洗浄した際に発生する、セメント混じりの水)濃度を測定する器具。
生コンの練り水にスラッジ水を使う際は、濃度を管理しないといけません。満タンにスラッジ水を入れ、重さを量ればすぐに濃度が計算できます。
網ふるい
骨材の大きさを測定するときに使用します。
どの大きさの粒がどれくらいの割合か調べるため、12種類があります。
1番大きい網は50ミリ、1番小さい網は0.15ミリの大きさです。
ちなみに、小麦粉の粒の大きさは約0.15ミリ程度だそうです。
お知らせ
レミックマルハチの休みが記載されている、令和6年カレンダーを11月の中旬頃から配布予定です。ご入用の方は、事務所までお越しいただくか、生コンの注文の際にお持ちいたしますので、ご連絡ください。
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